スーパーでのことです。レジ後、商品を袋に入れていると、となりにいた3歳くらいの男の子が話しかけてきました。

今までなかった経験でした。膝を曲げて目線を合わせ、しばらくお話をしました。横ではお母さんが袋の中に商品を入れておられました。何気なくみたら、商品のほとんどが酎ハイでした。

「お母さんは酎ハイが好きなのかな？」

すると、その子が私の耳元に小さな声で

「うん。お母さんはいつもたくさん酎ハイのんでるよ・・。」

あんまり、突っ込んではいけないと思い

「そう。じゃあ、おじさん帰るからね。タッチしよう・・。」

笑顔でタッチして別れました。

子どもは、大人を見抜く。この人が声をかけていい人か、いけない人か。

何かの本で読んだことがあります。私は声をかけてよい大人だと彼が認識してくれたのか？

日々、園児達と一緒に生活し始めて、3ヶ月が経ちました。なぜかハッピーな気持ちになった出来事でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉田園長